子どもの不登校生活を日記に綴る理由とは!日記を続けるメリットとコツを紹介

ノートから生まれるI’m sure it will be useful for you

こんにちは、マキムラです。

さっそくですが、不登校の子どもを抱える保護者にとって、「この子は毎日ゲームばかりしてる…」とか「ずっと家にいてお日様にあたったのはいつの事だったか…」という悩みは多いと思います。

そんな人に向けて、子どもの成長を感じることができる、日記を綴るメリットと日記を続けるコツを記事にしました!

マキムラ
マキムラ

この記事は以下のような人におすすめ!

  • 変化の見えない毎日が不安な人
  • 毎日同じことをしている子どもを見ているのが不安な人
  • 考えすぎてモヤモヤ、イライラが止まらない人

この記事で紹介する子どもの成長を感じられる、日記を書くメリットと日記を続けるコツを実践すれば、同じような毎日でも、子どもの小さな変化や成長を感じることができるようになります!

実際に私も毎日ゲームばかりしている子どもの小さな変化を書き続けたことによって、学校を休み始めた頃と2年経った今と比べて、子供の成長をたくさん感じる事ができたからです。

2年前も今もゲームをしている事に変わりはありません。見逃してしまう程の小さな変化を見つけるのは簡単なようで意外と難しいものです。

何気なく書き始めた日記とは言え、子供のためにも自分のためにも、書いておいてよかったなと思います。

不登校生活を書き留めたノートたち
不登校生活を書き留めたノートたち

この記事では子供たちの生活を日記に綴るメリットやノートの使い方、日記を続けるコツを紹介するので、じっくり読み込んでみてください。

それでは、どうぞ!

不登校日記を続けると得られるメリット

まず皆さんに一番伝えたい事は、不登校日記を続けていたメリットです。

メリットには以下のようなものがあげられます。

  • 本人も親も気付かないくらいの小さい変化を読み取れる
  • 先生やカウンセラー、支援してくれる方とお話しする時のための覚え書き
  • 時間の経過と共に、子どもの成長をダイレクトに感じる事ができる

それでは詳しく解説していきます。

本人も親も気付かないくらいの小さい変化を読み取れる

まず1つ目ですが、本人も親も気付かないくらいの小さい変化を読み取れる事です。

私の子供を例に挙げると、子供たちはほとんど毎日ゲームをしています。

休み初めの頃は特に暴言が多く、こっちまでストレスを感じるほどでした。

そんなに怒るならゲームをやめた方が良いんじゃないかと思うほど、ゲームにイライラをぶつけます。

マキムラ
マキムラ

見てるこっちもツラい。

もちろんそれも日記として書き込んで記録します。

ただその変化のほとんど無いゲーム生活の中で、ほんの少し泣いたとします。

それも記録に残していきます。

それだけ?!って思いますよね。そうです、子供がゲームして泣いただけです。

普通なら「悔しかったんだろうな」くらいに思って放っておくと思います。

この時点では大した変化を感じる事はないかも知れません。

でもそれが後々気づきに変わってきます。

先生やカウンセラー、支援してくれる方とお話しする時のための覚え書き

2つ目は、相談や面談する時のための覚え書きとして記録やメモを書いておく事です。

私の場合ですが、まず記憶力がついて行けません。

子ども3人の様子を、担任の先生、カウンセラーの先生、フリースクールの先生、市区町村の相談員、病院の先生など、それぞれの先生に、短時間に要約してお話しするのはなかなか大変な作業ですし、困難です。

マキムラ
マキムラ

誰に、誰の、いつの、何を、どこまで話したかなんて覚えきれない汗

その為、日記には時々助けられています。

日記には私の感情やその時の精神状態も反映されている為(字が荒かったり大きくなったり小さくなったり線をはみ出したり…)、人にお見せできるような代物ではありません。

マキムラ
マキムラ

誰にも見せる必要は無いんだけど、なんとなく恥ずかしい。

むしろ自分の記録として残すのも悪くありません。

恥ずかしがらず、その時の思ったことをつらつら残しています。

時間の経過と共に、子どもの成長をダイレクトに感じる事ができる

3つ目は子どもの成長をダイレクトに感じられる事です。

先ほど紹介した1つ目の様に「こんな事書いて何になる?」くらいの小さい事を書いていきます。

すると、それが次第に溜まっていきます。

1ヶ月、半年、1年…と記録が溜まっていきます。

すると、休み初めの頃によく見られた行動と、数ヶ月経った後の行動の違いが見えて来ます。

もちろんこれは人それぞれの変化なので、個人差があります。

私の子供たちも3人の状況が似ていても、それぞれの個性がありますから。

みんなそれぞれ違った変化があるわけです。

不登校日記を綴るノート

日記におすすめのノート

ピクニック好きの私のオススメは、軽くて持ち運びがしやすい大学ノートです。

横罫の大学ノート。サイズはお好みで良いと思います。

子供たちが不登校になってから、親子で平日にピクニックをする機会が増えました。そんな時にちょこっとリュックに忍ばせて、外で書くことがあります。

または学校などへ出かける時。学校へ行くことが出来ない子供の代わりに、私が学校から荷物を持って帰ることもあります。そんな時にも邪魔にならない薄いノートが重宝しています。

私はA罫でもB罫でも特にこだわらず、ほとんど表紙のデザインとか色とかで好きな物を選ぶ様にしています。

その方がモチベーションが保てるからです。

日記におすすめの大学ノート
左:KOKUYO campus A (7mm 30行)
真ん中:KOKUYO campus B(
6mm 35行)
右:山野紙業 (7mm 30行)

写真は一番左と真ん中がKOKUYO Campusノート。

Aは普通横罫、7ミリ間隔で30行。

Bは中横罫、6ミリ間隔で35行。

右は山野紙業、CampusのA罫と同じく、7ミリ間隔で30行です。

真ん中と右はドット入り。そしてどちらも表紙はスヌーピーデザインです。

真ん中のCampusノートは表紙のデザインはシンプルですが、ノート右上の”No.” “DATE” 欄は肉球やフードボウルのイラストが施され、たったこれだけの違いとは言え私はテンション上がります。

私が日記で使っているノートはどれもB5サイズです。

子どもたち3人分と、自分用のノートで4冊使っています。

自分の分は既にみっちり書き切ったので、そろそろ新しいノートを探そうかなと思っています。

日常を記録するノートの使い方

マキムラ
マキムラ

使い方。と言うほどでも無いですが。

西暦・和暦を書く

まず初めに、ノートの上に年月日を書きます。年は西暦(20●●年)でも和暦(令和●年)でも良いですが、自分がわかりやすい様に年を書きます。

年まで書くのは、ついうっかり年を越してしまったり、急に書かなくなったとしても、いつの記録だったのかが分かる様に残します。

私は普段からこまめに書いています。ノートのページが変わるときや、毎回書いてる時もあります。

マキムラ
マキムラ

数ヵ月開いても大丈夫!

日記を書いた日の月日

日記を綴る今日の日付を書きます。

月日は毎回書きます。

くも
くも

日記なので、大体の人は書いていると思いますが。

出来事があった日の月日

次に出来事の日付も書きます。

後にも書きますが、出来事があった日に必ず書いているとは限りません。なので、出来事と書いた日付は分かりやすい様に別々に書きます。

出来事と日記を書く日が同じ日なら、その日の日付で書きます。

好きな色のボールペンと蛍光ペン

これもまたお好みだと思いますが。私は日記をボールペンで書いています。

気軽にノートに一本引っ掛けて持ち運べるからです。たくさん書いたとしても手が汚れません。

また、気分でピンクだったり水色だったり黒だったり、色を変えています。ほとんどはブルーブラックで書いています。これは学生の時にハマって以来の相棒です。

ボールペンがインク切れになるまで、常に安定したパートナーとして連れ添います。

日記を続けるコツ

私はひどい三日坊主です。形から入って、形が揃うと満足して終わってしまう人でした。

マキムラ
マキムラ

3日も続けば良い方…。

そんな私でも2年以上続けた日記を続けるコツを書いてみようと思います。

①頑張り過ぎない

まず頑張り過ぎない事です。

子供が学校に行けないという状況の中、親も子もすでに頑張っています。

ただありのままの目に入った情報をサラッと書いてみるだけで大丈夫です。

子供のことだけでなく、自分の心境を書いても良いと思います。

マキムラ
マキムラ

今日は久しぶりに外に出て疲れた…✏️終。

②毎日書かなくても良いことにする

毎朝・毎晩・毎日○時!などと、無理に自分と約束しなくて大丈夫です。

もちろんそっちの方が習慣になるからやりやすいと言う人はその方が良いと思います。

私の夫もどちらかと言うと習慣にするのが上手な人なので、そんな人もいるんだなぁ。羨ましいなぁ。と思っていつも見ています。

無論わたしは自分に約束した途端にめんどくさくなってやめてしまうので、自分と”毎日書く約束”はしていません。

③ノートを視界に入れておく

私は自分のお裁縫やパソコンに向かうための作業スペースを確保しています。

マキムラ
マキムラ

そこから動きません。

その作業台の隅に置いておきます。

当分使わないな、という時は本棚にしまったりもしますが、その本棚でも取り出しやすく、よく目につく場所に置いておきます。

何せ、三日坊主の筆者は、多少邪魔でもそうしておかないとすぐに忘れてしまうからです。

ペンは手帳を書いたりメモを書いたりするため、ペン立てを作業台に設置済みです。

それも普段よく使うペンだけを立てておき、使用頻度の少ないペンは引き出しの中に入れています。

そうする事で、何かに引っかかって取り出すのが面倒!というのを防げます。

マキムラ
マキムラ

恥ずかしながら、私には必要な対策です。

④気付いた事はすぐ書く!

たとえば散歩に行く時にはノートは持ちません。

しかしその散歩中、1人が虫を発見したり、もう1人が「実はあの時の〇〇は△△って思ってたんだ〜。」と話し始めたとしましょうか。

日記には、できるだけ子どもが話した時の言葉で書き留めておきたいので、一通り会話が終わったら忘れないうちにスマホで記録を残します。

子どもが心の内を話している時は、真剣に聴いてあげましょう。

メモや付箋アプリなども便利ですが、私は報告や共有も兼ねて家族にメールを送ります。

発見した虫は実際に捕まえてみたり、カメラで撮ってみたりします。

写真にしておくと、後から日記を書こうと思った時に、日付はもちろん、場所やその時の記憶が蘇るので便利です。

そして、帰ってその日に書かなくても、日記を書く日付と散歩に出かけた日付を両方書いておけば、その日に起きた事や後で感じた事なども正確に記載出来るので、気張らずに続けてみてください。

私の経験上では得られる効果は予想以上です。

まとめ

この記事では、子どもの成長を感じることができる!日記を綴るメリットと、日記を続けるコツを紹介してきました。

  • 本人も親も気付かないくらいの小さい変化を読み取れる
  • 先生やカウンセラー、支援してくれる方とお話しする時のための覚え書き
  • 時間の経過と共に、子どもの成長をダイレクトに感じる事ができる

今回紹介した記事の内容は、あくまでも私の経験した内容を元に執筆しています。

みんなそれぞれに、事情も状況も違います。

自分の環境や性格、状況に合ったやり方を見つけて、ぜひ日記を続けてみてください。

もしかしたら、自分でも気付かなかった新しい発見に出会えるかも知れませんよ。

この記事の画像はCanvaで作成しています。

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